毎日ブレスト

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魂と呼ばれているものは、複雑さなのではないかというアイデアがあります。 複雑さは全てのものに宿り、同時に、物理的に存在するものではありません。ここが魂と呼ばれるものに期待される要素と重複します。 因果というものが認められないのであれば、これ…

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自分の考えていること、というと高尚すぎるので、自分の頭に浮かんだ言葉を、無責任に記録しつづけることには、間違いなく快楽があります。そうでなくてはこんな風に作文することもできないからです。何かのテーマを与えられてそれについて論じるということ…

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負荷がかかりすぎて生活が立ち行かなくなった。ということが前回のブレストを終了した理由でしたが、今回は開始3日目にしてその傾向が強く、はやくも日課諸々の進捗に悪影響が出ています。しかし、このようなことは珍しいことではなくて、いつもはビデオゲ…

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物語を抱えるだけの力を持つことのできない人間について、語る者がいなければまだ良い方で、数行にその存在を簡略化されてしまうことについて、人間の知性がいかに存在に及ばないかということを考えます。逆に、ある調律が奇跡的に実現すると、まるでその人…

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一日あたりいくらの収入がいくつの分野で得られれば、毎月の収入はいくらになるので、生活が立ちゆく・立ち行かない・・・というような、いわゆる皮算用が好きで、そういうことに頭を巡らせていると、ゲームやポルノに通じるような高揚感が発生します。しか…

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何をしても無駄で、何をしても意味がないのであれば、それを大量にやろうとすることも、意味がないはずです。遠い宇宙で超規模的に発生している現象が、私たちの世界における極最小の物質現象を紐解く鍵になるように、私は一見無意味と思われることを、しか…

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落ちているものを拾いがちだったり、見知らぬ路地に入りたがったりする傾向があり、我ながら不用心というか、無防備であると思うことがあります。なにか引き寄せられるものがある、というところまではいいとしても、それらに警戒心を抱きにくいということに…

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余計なことをする心、いわゆる遊び心や好奇心というものが、あまりに肥大化しすぎてて、本来優先されるべきものを、追いやってしまうということがあります。理性以前の脳の領域が、目の前のものに吸い付いていくような感覚で、いつもあれほど希求し続けてい…

23

食事のあとに眠気が訪れるのは、どういうことなのか。それでも良いとして、では横になることが消化に悪いというのはどういうことか。二足歩行を始めたという人類の「姿勢」に、消化器官がまだ対応していないのかもしれません。同様に、本来の意味で狩猟的に…

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大病をしていないので、体は弱いほうではないはずなのですが、いかんせん不調を感じることが多いというか、意識のある時はいつも、体のどこかに違和感があります。不調に敏感であることは、メンテナンスのためには良いことなのかもしれませんが、そのこと自…

21

どういうことが実現できたら理想かというと、たとえば自分一人で小さいゲームみたいなものを作って、それを頒布することで生活していけたら、ということがあります。それならば、ほとんどの部分を一人で完結させることができると思うからです。もちろん一人…

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情熱も、希望も持つことができず、真剣さや深刻さを抱えることもできず、他の誰でもいいどころか、他の誰かのほうがまだいいという人間が、では以上のような理由で、自分の人生を謳歌することができないという、覆しようもない社会の原理めいたものに、憤り…

19

他人との関わりを持たない、あるいは関係性を希薄にしたいという理由の一つに、うまく他人と意思疎通ができないということがあります。 間接的な連絡手段(メールなど)であっても、相手の一言一句に、幻覚的な想像を抱いてしまい、ほとんど恐慌状態になりな…

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前回の100回ブレストの時は、個人的な怨嗟について綴っていたのが、途中で気が晴れてしまい、その日ごとに考えていることを書き出して、実践できることがあればそれをやる、というものに変わっていきました。 現在、その書き出しと振り返りの習慣は、Twit…

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毎日30件のブレストをして、そのうち10件を投稿するなどと息巻いていた昨日の僕ですが、すでに10件ずつという最低限の投稿ノルマを消化しきれずに、情けない気持ちでいっぱいです。 しかし、そんなことももう慣れているというか、織り込み済みだったの…

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阿部和重「グランド・フィナーレ」を読んで、贖罪ということについて考えました。 この物語で、贖罪が可能になるのは、個人の犯した罪が、その人間の能力と分離されうるためであると思いました。 あるいは、実際の能力に限らず、新たな関係者からの「期待」…

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家族と話していて分かったことに、「他人は私ほど幻覚を見ていないのかもしれない」ということがありました。これが昨日のことでした。 眠りにつくときは、まず映像として幻覚が現れ、それが鮮明になっていくにつれ、音や没入感が起こったころには既に意識を…

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賭け事、ゲーム、ポルノ、過食、いずれも体温の自発的上昇を目指したものであると捉えてはどうだろうか、ということを考えています。 いずれも「興奮」を引き起こすもので、そこには生活上無視できない程度の消耗を伴いつつ、しかし著しい体温の上昇がありま…

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私が子供の頃、人生というものの重圧から気をそらす装置というものが限られていました。それが今、比較的、鮮烈であったり多種多様になっていることで、飽食の時代になぞらえて言えば、飽知の時代とでもいうのか、そんな新しい苦しみ方のできる世界になって…

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職場や学校という場面において、いじめやハラスメントに対して憤慨している人々が、しかしSNS上で飛び交う罵詈雑言については、その義憤を差し向けないということに、滑稽さを感じます。 しかし、行動を起こす人、行動を起こした人に対して行動する人、行動…

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何かを伝えること、特に他者に対して「拒否」すること。当然そのことを表明する以前に、感じてしまう時点で、利害の不一致による闘争が開始されてしまうわけですが、 相手にとって不都合な要求をするというときに、相手を懐柔することなしに、無理やりに言う…

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存在することの苦痛は、僕の場合はその大半が体調不良です。腰痛や頭痛、必要以上の眠気、消化不良、ここに、他者からの精神的介入が加わると、もう一日中、何も出来なくなります。 などと大仰に言わなくても「度を超えたワガママ」と言ってしまえばそれまで…

9

Twitterで延々と独りごちている時にも思っていることなのですが、段落を分けることとは別の、小さな区切りを作るということが、行動を可能にするエッセンスなのかなという気がしています。 区切りがなく、大掛かりなものだと分かっていると、その消耗だけが…

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即興的にここまでのテキストを作ることができています。もちろん他の人が読むと、意味不明の駄文にすぎないのかもしれませんが、ここに書いていることは自分が、 いつも考えていること、あるいは自分のテキストを読み返すたびに強調している部分だったりしま…

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このタイトルの番号が、同時に投稿の最低文字数を示しています。毎日10件の投稿が可能になったら、10日で100字、100日で1000字、 365日で3650字ということになるので、1年以内にこの試みは破綻することになるでしょう。 それでも、た…

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10年間ほど、自分が何をしても全て無意味だったと思っていたのですが、これは間違いというよりも雑な考え方で、 まず、「意味がない」と「価値がない」が違いますし、マイナスの意味も、無意味だったということも、等しく「意味」であるとも言えます。 し…

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僕は通常12時間以上寝ます。さらに2時間ずつの仮眠を2回とるので、毎日起きているのは10時間程度です。 この時点で社会的に想定された就労が不可能です。他人と直接関わることができないことがそれに輪をかけます。 そんな人間でも生きていく方法、そ…

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これらの投稿は「毎日10件の投稿をするためには、どのような行動が自分に向いているのだろうか?」という問いへの試行です。 30件の極端に短い投稿を用意して、毎日10件を予約投稿し、新規に10件を作成します。 それを繰り返していく中で、それぞれ…

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これまでに生きてきて、何をしても長続きせず、何をしても金銭的な価値が客観的に見出されるほどの水準を満たすことができなかったので、 いったん自分の成長というものを、無いものとして考えたいと思います。 そこには行動の変化や、知識の増加があったと…

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他人に直接関わること抜きに、生活することはおそらく可能で、問題は、その一般的な方法が、自分の適性に合ったものではないということです。 たとえば株の売買とかをイメージしてみても、適性だけでなく、技術や能力の面で難しい。 そのため、自分のための…