毎日ブレスト

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当初は毎日10点のブレストを作ると意気込んでいたのが、結局1日1本に落ち着いて、これで100本目。いったんの終わりにしたいと思います。誰にも頼まれていない文章を、何も決めずに延々と作ること自体はこれからも続けていこうと思うのですが、そうい…

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人間は個体として存在すると同時に、周囲の環境によって形成される部分を持っています。人間に限らず、生物に限らず、自己なるものと他なるものの区別というものは、あくまで便宜上のものであって、そのため必要に応じて一時的に取り払う場合があるでしょう…

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何度も同じ失敗をします。そのたび気を引き締めてもすぐ緩むので、記録を残しますが、その記録を読み返さないことがあります。記録を読み返すことができても、今度は頭に入っていない場合があります。さらに頭に入っていても、思い出せない場合があり、思い…

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焦って手早くやると、ミスも生じて結果的に遅くなります。落ち着くとその分早く終わります。それだけではなくて、自分が過ごす1日の中で、それぞれに成果をあげることができるものというのが、全体の2割である。という仮説を立てていて、その2割さえクリ…

96

他人によい影響を及ぼすことができないがために、他人との関わりを減らそうと思っていたのですが、それは単に自分のキャパシティの問題であって、それが割と少ないということでしかないのかもしれません。できるだけ、人との会話と、直接のやりとりを避けて…

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人と関わることがつらくても、本を読むことができるのはどうしてだろうか、ということを考えます。本に書かれたことだって、他人の意見や主張です。そういったものを吸収すること自体は、苦ではないということになります。まず思いつくのは、「本を書いた人…

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自分が理想の生活を送るために、知識・技術を獲得していく必要がある場合、それらは快楽を伴って吸収されなくてはいけません。そのための方法は二つ。快楽の伴う方法を見つけるか、あるいは、既存の方法で快楽を感じるようになることです。私は恥知らずとい…

93

好きなことで生きていけたら、どんなにいいだろうと夢見ているのは、私だけではないとは思いますが、その理由が、好きなことへの情熱ではなくて、好きではないこと、好きなこと以外への諦念であるという人間は、その一部だと思います。当然、そのような消極…

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自分がこれからも生きていくために、必要なものを揃えていくには、まず、何を揃えなくてはならないかを考える必要があります。気が付いていたら必要なものが揃っていた。という人もいるとは思いますが、私の場合は手動で、それらをかき集めなくてはなりませ…

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しなければならない作業の、はじめの一歩として、アウトライナーを使ったブレストがあります。思いつくままに書き連ねた内容を、次に段落分けしていくと、それが段取りとなって手順が浮かび上がってきます。もちろん、最後までその手順通りにはいかないので…

90

どうも自分の気づかないところで、何らかの消耗が続いているようです。そうでなくては、気力と体力があまりにも少なく、それが本来であるとするならばこの歳まで生きているということが難しいはずだからです。それは極めて個人的な、とりわけ認知に関わる部…

89

できるだけ他人と関わることを控えているのですが、何も人と一切口を聞かないというわけでも、誰の前にも姿を表さないというわけでもなくて、以下の4点を意識しているに過ぎません。 ・他人にものを頼まない・他人に頼まれたことをしない・他人と一緒に何か…

88

どれだけ自分が前向きに、明るくなったとしても、今までしてきた失敗が帳消しになるわけではありません。 それを踏まえると、自分が真っ当に生きようとすることを、妨げる力が働くことを感じます。 他人を傷つけた失敗を、無かったことにすることは、私が逆…

87

ネガティブな思考によって、自分の環境を変化させていった結果、 今は自分一人でできる仕事がないかを模索しているのですが、 仕事に関わらず、生活全般に対して、自分専用のOS(オペレーションシステム)の必要性を感じます。 それをいくつかのツールの組み…

86

座高が高く、また目も悪いことから、前かがみの姿勢でいることが多かったのですが、 歳をとるにつれて、首と腰にかかる負担が耐え難くなってきたので、最近は背筋を伸ばして過ごしています。 顎を引くと、首にめり込んでしまうので、やや前傾姿勢ではありま…

85

時間帯を区切って、それまでにできなかったタスクについてはもう諦める。というルールにしたところ、随分気が楽になりました。 順番通りに完了することに固執しても、結局後半のタスクを消化できない。つまり1日の区切りは避けられないのだから、 その区切…

84

ネガティブなことを口癖にしてしまうと、それが自己暗示になるということに、かなり心当たりがあります。 ひどい失敗を二度と起こさないために、暗示を利用することが多かったためです。 今、他人と距離を置いて、ほぼ一日中一人で過ごせるようになってきた…

83

イヤホンで音楽を聴き、ネットに繋がったPCと、さらにそれにBluetoothで繋がったキーボードとマウスを操作します。 椅子には座面マットを敷き、姿勢強制ベルトを装着し、メガネをかけて作業をしています。 作業の予定は主にアウトライナーで管理し、作業その…

82

気が多いということもあり、次々と思いついたことに手を伸ばしてしまいます。これが当初の予定を狂わせる、一番大きな原因になります。予定を消化していく時に、気乗りしないとか、なんらかの問題が生じたとか、そういう時に細かい用事を進めるのであれば良…

81

私がテレビやラジオを毛嫌いしているのは、こちらが意図していない情報が流れ込んでくるためです。情報そのものが届くのは構わないのですが、問題は、そこになんらかの感情が付与されてくることです。怒りや悲しみを想起させたり、強制的に同調させてこよう…

能力がない

自分の適性や経験からなる「能力」というものを、信用しないことにした。 それらを何らかの形で定量化していくことと、能力の向上というものを想定せず、代わりに環境と設備にのみ働きかけていこうと思う。 定量化については、成果物の件数と所要時間を記録…

70

習慣をルーチンとして発動させるための予備行動を「呼び水」と読んで、日課を消化するための手がかりにしてきたのですが、この考え方をもう一段階深めていく必要を感じます。うまくいっていない部分があるからです。ここに、先述の「やりたいと思うことは全…

69

緩やかな負荷をかけることによって、平常運転の水準をあげることは、そういう服飾を身にまとうということに近いと思います。脱ぎ着できるものでないと、眠ることもままならなくなります。10点ブレストという負荷をかけて、自分の思考と生活の増大を図ると…

68

時間帯によってできる作業の種類が違うということを感じます。テキストは朝から午前中にかけて、昼食と同時に語学をやって、イラスト、夕方からプログラミングと読書や映画鑑賞、夕食後に楽器の練習。という生活を送りたいのですが、これだと生計が成り立た…

67

他人と何かをする時の弊害は、失敗するということです。これが一人でやることであれば、あらかじめ失敗を済ませておくことができます。 他人と何かをするには、他人と何かをすることを失敗しなければならず、それを予備行動にできません。したがって、他人と…

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時間の進み方が一定ではないように感じます。一度過ぎたものは戻らないにしても、1週間分のことが30分で起こったり、30分で済むことに1週間分の時間が費やされたりする感覚があります。 それをうまく使うことができれば、つまり体感時間と実質時間のズ…

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何かに没頭している時の状態と、入眠時の状態は似ていると思っています。ちょうど頭のピントが合っているような、できればその状態をずっと維持していたいと思えるような状態です。 生きている限り、できるだけその状態を長く保っていたいと思います。そのた…

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かなり気が多い方で、しかも集中の続かない人間なので、どうやって自分を分担していくのかが常に課題となります。 ルーチンをある程度決めてはいるのですが、体調や気分によって、特に「決めたことを決してしたくない」という気持ちの時は、順序を飛ばしたり…

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たとえば私がここで、著名人の名前を挙げると、その名前で検索をかけた人に見つかります。 歴史上の人物でもいいし、商品名でもいいでしょう。そういった名前を記述することによって、何者かを呼び寄せてしまうという構造に、私は呪術的なものを感じます。 …

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自分で作ったテキストを読み返してみると、明らかに私は狭くて偏った考え方をしている人間だと分かります。 そのことを自覚していながら、客観的な思考、そこまでいかなくても実利を生み出す思考ということができません。 そこで、ここでは自分が偏った狭い…