21

どういうことが実現できたら理想かというと、たとえば自分一人で小さいゲームみたいなものを作って、それを頒布することで生活していけたら、ということがあります。

それならば、ほとんどの部分を一人で完結させることができると思うからです。もちろん一人でできることは、一般的な個人「一人」分には到底達しないので、

このブレストのように、まずは児戯以下のレベルから、徐々に負荷を上げていくという手法をとろうと思います。

しかし適正なペース配分というものが実現できたなら、その時点で極めて能力が高いということになってしまうので、これからも引き続き、調子に乗り過ぎたり、塞ぎ込んだりして、まともな進捗が出ることは無いでしょう。

テキストであるだとか、落書きであるだとか、そういった自分の興味の向いたものであれば、不真面目ながらも、なんとか取り組むことが可能だと分かってきたので、

今度はそれらを組み合わせることができれば、小学校低学年の夏休みの自由研究の水準に追いつけるかもしれない。という算段がありますが、今までそんな皮算用が実現した試しはなく、

未就学児のほうが物分かりがよく快活で、きっと社会のために何事かを成し遂げてくれると思います。そこで私は社会のために何かをするということを完全に放棄して、

社会に向けて何らかのノイズ、ゴミ情報を添えるということだけを目的に行動します。どうせやることなすことが全部ゴミならば、せめて好みのゴミを飾りたいと思っています。