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即興的にここまでのテキストを作ることができています。もちろん他の人が読むと、意味不明の駄文にすぎないのかもしれませんが、ここに書いていることは自分が、

いつも考えていること、あるいは自分のテキストを読み返すたびに強調している部分だったりします。それを濾過していくような感覚で、何度も書いているということは、

僕が何らかの形で記述したいことというのは、大した文字数にはならないのだろうという、いわばメッセージ性の欠落というか、希薄さが見いだせるでしょう。そういうこととは別に、

ただ単にテキストしていたい、という感覚がたしかにあって、これはあるいは、肉体的なものを伴わないか、かなり距離をおいてはいるものの、ある種の性欲に分類されるのではないかと思います。

何かを形にしたい。それが何かであるかはどうでもいい。自分の行動が、その外部に顕現する何かに結びつくということを求める心、もちろんこんなことは読み物からの受け売りではあるのですが、

だとしたら、そこには、何らかの礼節が必要になるのだろうと思います。のべつ幕なしに垂れ流すというわけにはいかない。それをするにしても、それなりのルールが必要であるという気持ちが、少なくとも自分の中にはあります。

それでいつもこうした形式めいたやり方を選択しているのかもしれませんが、そこまで言うほどの分別もないので、やはり僕は放蕩というか、あまり関わりになりたくない種類の人間なのだろうということなのだと思います。