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時間の進み方が一定ではないように感じます。一度過ぎたものは戻らないにしても、1週間分のことが30分で起こったり、30分で済むことに1週間分の時間が費やされたりする感覚があります。

それをうまく使うことができれば、つまり体感時間と実質時間のズレを自覚的に利用することができれば、一般的に想定されているよりも大きな進捗を出せるか、極端に負担を減らすことができるのではないでしょうか。

そういった考え方が広まらないのは、体感時間は個人の感覚なので、そこに汎用的な手法というものが見出されにくいということであるとしたら、

私は私専用のやり方を模索するだけで十分です。それを広くあまねく普及して利益を得ようとは思いません。
一つに、複数日に作業を分割するということが有効な場合があります。

分解された行程が5分程度のものであれば、負担感はほとんどありません。そのかわり、没入感もないのですが、これは別のこと、とりわけ、〆切の無い日課で獲得すればいいでしょう。

今の所これはうまくいっているので、この逆の技を使うことができないかと考えています。分担するのではなくて、本来は分担されるところを凝縮するというやり方です。しかしそれは大きな消耗を前提としているので、その消耗を回避する方法がなければ実施することができません。

つ可能性があるとしたら、消耗を避けてばかりいると、短期的なものだとしてもそこに力の余剰が発生するということです。それをやむなくゲームやポルノによって浪費するというのが従来のやり方でしたが、それらは現実の自分の無能力・無魅力性をまざまざと叩きつけられるという点で総じてバッドエンドです。これを回避したいと考えています。

映画を鑑賞するということはこれまでに何度も取り組んできたことですが、ついぞ成功することがありませんでした。就労などの関係で、たいていは夜間にしか実施できず、そのころには映画を観ようと思えるだけの気力が残っていないからです。

ということは、浅い時間からの映画鑑賞であれば可能ということです。従来ゲームとポルノで浪費していた日中の時間を鑑みれば、2時間半を捻出することは可能です。配信動画を閲覧する環境も整っています。ということで、日中の映画鑑賞を新たな習慣にしてみようと思います。