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怒りを鎮めること、それができなくても、せめて増幅させないこと、それがダメならせめて、行動を起こすまで数時間は待つこと。

最近特にそれを実践する機会が増えています。「この世はいかに怒りを鎮めることができるかというゲームである」という言葉を本で読んだことがあって、当時は極端だなと思ったのですが、ここにきて、あながち言い過ぎでもないのかなと考えを改めています。

どうしても一時的に感情が高ぶることは避けられません。しかし、それに自分の舵を取られないようにすることは、訓練というか経験によって可能になることだということが分かりました。

特に自分は、感情が強く出ると(それが喜びなどであっても)、ロクなことにならないので、一瞬風になびいても、やがて凪に戻るまで、少なくとも行動に感情を反映させないように、心がけています。