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一人で過ごす時間が長くなると、総体的に身体の状態に精神が左右されやすくなります。

すると、朝の自分と、昼・夕・夜の自分が別の人間たちであるように感じられ、彼らの得手不得手も見えてきます。

朝の私は最も作業ができる人間ですが、およそ2時間しか滞在しません。彼にどのような仕事を与えるかが重要になります。

昼の私は、惰性で何かをすることなら可能です。彼にはルーチンをお願いするのがいいでしょう。

夕方の私は自分の興味のあることであればできます。いつでもいい作業を依頼したいのですが、いつも前者2名のやり残しを片付けています。

夜の私は、ほとんど何もできません。かろうじて翌日の準備をすることができる程度で、作業と言えるようなものは期待できません。

日課はいくつかの分野に別れているのですが、それとは別に時間帯ごとにふさわしい作業というものがあると考えられるので、目下それを組み立て直す必要性を感じています。