体調管理について

 金曜の晩に飲んで、日曜まで調子が上がらない。アルコールによる負担が大きすぎるので、家族以外と飲むことは禁止することにした。
 ところで、毎日、何もできない、何も価値を生産できる作業ができない、と嘆いていたのが、いざ本当に何もできない日を過ごすと、何も出来なかったわけではないのだなと思ってしまったことを、正直に認めざるを得ない。
 それに、体調が優れずその回復のために、半日以上を費やしたとしても、一日何もできずにいるよりは良いのだった。ここで体調管理について、どれほどのことができるのかを考えていきたい。

 まず、「体調」というときにその要素をいくつか列挙してみよう。


・睡眠
・栄養
・運動
・アルコール
・カフェイン


ここまでが自分にとっての体調管理の要素である。さらに


SNSへの脱線
・ゲームのしすぎ
・他人との連絡事項


が、進捗に関わってくる。こちらは体調とはまた少し違う、認知に関わるものであるようだ。順番に考えていこう。


・睡眠


とにかく眠いけれど、その解消のための睡眠には、経験上3種類があるように思われる。

1.肉体的な休息としての睡眠
 主に、首・肩・腰の筋肉に加えて、物理的な睡眠不足感(頭の中に「眠気の芯」があるような)を解消させるためのもの。これだけで、まず8時間が必須となる。
2.精神的な瞑想に近い睡眠
 これが厄介で、認知的な要因によって必要性が増減する。最低限の睡眠8時間を差し引いた16時間を、ずっと起き続けるということも不可能だ。だいたい2時間を2回で4時間は必要になる。
3.過剰な睡眠
 これは上記12時間以上の睡眠を取り続けていると発生する。特徴は夢がつまらなくなることである。それでも起き上がるには一苦労するので、時間を無駄にすることも少なくない。

 まず、この睡眠が自分の生活において、最大の制約である。12~13時間は眠らないと、どんなにしなければいけないことでも、しようと思えない。かといって、毎日充分な睡眠をとっていては、まともな社会生活が送れない。そのため、まともな社会生活を諦めた。

 具体的には、夜の22時に就寝し7時に起床(9時間)、昼食後(2時間)と夕食後(1時間)に仮眠をとって、ようやく本調子という感じである。気持ちのムラを抑えることができれば、これを維持させることもできるけれど、それに加えて外出用事があると、すべてが狂い、立ち直すのに1週間かかる。

・栄養


 栄養については、プロテイン難消化性デキストリンを毎日摂るようになってかなり改善した感がある。食事のタイミングは睡眠のサイクルに関わるので、特に夕食については7時前までに切り上げないとならない。

 さらに改善できるとしたら、これは経済状況の改善を前提とするので、ここでは考えないことにする。

・運動


 朝起きぬけのジョギングとデスクバイクによって、とりあえずの運動はできているものの、充分であるとは思えない。あとは楽器の練習時に実家まで10分ほど歩く程度である。

 拘束時間が8時半~17時半と長く、当面はこれ以上運動に時間を割くことは難しいと思ったけれど、筋トレなら出先で出来るので、日課に追加しよう。

・アルコール


 楽しいと思えることよりも、負担が酷いので、これからは健康上の理由でまったく飲酒しない人になってもいいとすら思える。定例の会はドライバーとしてこれを回避できる。家族との会でもこれは1~2杯で限界ということにしよう。やはり翌日以降、自分自身が極めて不愉快な状態でありつづけて良い状況などあり得ない。席を立ってでも飲酒を避けること。

 会が実施されているあいだだけ、拘束されているのであれば許せる(許せなければ欠席する)が、薬物の影響によって、その後の自分だけの生活時間が蝕まれることについて、考えていくうちに強い憤りを感じる。一方で、その場の空気に流されてしまいがちでもある。

 なので、アルコールの摂取に関わらず、外出用事がある時は、その翌日と翌々日は何もできないものとしてスケジュールを組むことにする。

・カフェイン


 過剰な睡眠から抜ける時と、倦怠感が強い時には必要であるけれど、それ以外は極力避ける。また、睡眠に悪影響があれば本末転倒なので、夕食後の摂取は禁ずる。

SNSへの脱線


 「タイムラインを見ない」というルールの元、tweetdeckとJanetterを使って投稿のみをしているものの、イラストについては公式アプリからの送信を使っていたので、これもJanetterでやりたいけれど、画像が一括で載せられないのと、UIがやや古い感じがつらい。ただ、これで脱線が防げるのであれば、それでやってみよう。

・ゲームのしすぎ


 これについては、「ゲームくらいしかやりたいことがない」という状態を、いかに作らないかという問題である。つまり、どうしたら自分がやるべきことにさらに時間と気力を費やすことができるかという問題なので、体調管理の枠には収まらないので、ここではあまり詳しくやろうとは思えない。費用がかからないことは良いとしても、時間がかかりすぎることに難がある。毎回結果をツイートすることにしたら、自分がどれだけゲームをしているかを客観視できるかもしれないので、それをやってみよう。

・他人との連絡事項


 これについては、自分でコントロールできる範囲を越えている。しかし会合を断ることはできるので、2ヶ月に一度以上の頻度であればこれを断ろう。

 体調管理の要素を列挙するだけでも、小さなつまらないことだけど、改善点が見えてきた。とはいえ、それが改善につながるのかということは明らかではないので、今求めていることは新たなルールであり、その変化があれば良いと思うことにする。